とある野球のメルマガより。
ポジティブというのはこういうことですね。
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事実、世の中では、
プラス思考の方法論がベストセラーになるなど
“プラス思考であること”が奨励されています。
成功者のほとんどはプラス思考である、
というのもまた事実です。
しかし、私の考えでは、
“無理に”プラス思考でいることはオススメしません。
なぜなら、私たち人間は湧きでた感情を
コントロールすることはできない生き物だからです。
例えば、
財布を落としたときなど
嫌なことがあった時には、
どうしたって落ち込んだり、
悲しみや怒りを感じてしまいますよね?
私たちは湧きでた感情に抗えない一面があります。
そして、こういった自然に湧きでた感情を
無理やりポジティブに捉えようとすると、
心に負担がかかり、ストレスを抱えることになります。
ですので、落ち込んだときなど
無理に感情をマイナスからプラスへと
変えようとする必要はありません。
では、どうすればいいのか?
大切なことは、
起きてしまった出来事や事実を
"どう捉えるか"、なのです。
先ほどの例でいくと、
財布が落ちたという事実は
とても落ち込みますよね?
しかし、この事実を
"前よりももっと良い財布が買えるチャンスだ!"
"この経験をしたから注意深い人間に成長できるはず"
と前向きに捉えることはできます。
少し難しい話なのですが、
事実に対して抱く感情を
変えようとするのではなく
事実自体をあなたにとって
好意的なものと解釈するようにする
というのがポイントです。
一流のアスリートは無意識に
これができている方が多いです。
試合に打たれてしまった時には、
もっと注意深く攻めないといけない、
ということが学習できた一球だったな。
といったように、
結果に対して
”自分が打たれた”
という解釈をするのではなく
”成長する機会を得ることができた”
と解釈することで感情を押さえつけることなく、
無理なく物事をポジティブに捉え、
感情をコントロールしているのです。
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