IDC Japanさんより、国内ソフトウェア市場の記事が出ていました。
詳細は、非常に高いお金を出して購入しなければならないようですが(^^)
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国内ソフトウェア市場は2009年1~6月期を底に、2010年以降は緩やかに
回復基調を維持していくとIDCでは予測しております。企業のIT投資は老
朽化したITインフラの再構築から立ち上がり、2011年以降はビジネスプロ
セスの改革に向けて、ミドルレイヤーから上位レイヤーの投資も活発化
することが予測されます。
このような状況の中、IT予算は、「グローバリゼーション」、「リアル
タイム」、「クラウド」、「コンシューマライゼーション」という4つの
キーワードを軸としたトランスフォーメーションへの投資に振り替えら
れる、というシナリオが今後5年間の国内ソフトウェア市場の主流になると
IDCでは考えております。
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とのこと。
ユーザ企業さんのIT投資が増えるのは、業界的には良いことと思います。
そうなると、以前に書いたのですが、人材不足の問題になってくるのかと。
今現在でも、なかなか優秀な技術者を探すのは難しいです。
求人サイトの代理店の方が、言ってましたが、某ゲーム会社などは、支度金というか
準備金などを用意して、年収ベースも確実に前職よりUPして雇用するようです。
小さな会社には、こういう対応は、なかなか難しいですね。
新卒さんを雇用し、時間をかけて育てるというあたりまえのことが必要かと思います。
または、日本から飛び出してということも考えたいところです。
わが社もまだまだではありますが、中堅クラスがこれから厚みを増してきますので、
頑張りたいし、期待もしています。
日本に技術者が居ないということも含め、オフショア開発がさかんなことは、わかる気がします。
自分としては、地方にも沢山の技術者が居て、案件を求めている企業が多いので、ニアショア開発
の方が、最終的なコスト・品質、人材育成の観点から良いのではと思っています。
今後の業界予想に戻りますが、製造するということからサービスを提供するということへ
世の中がシフトしているわけですから、利用企業様、利用者様のニーズをきちんと把握
するということが、大前提としてあり、そのニーズの実現のために如何に付加価値ある
サービスを提供するかが、ソフトウェア業界にも求められていると思います。
現在、iphone、ipad、androidなどスマートフォン関連の話題や仕事が多くなってきますが、
少し前の携帯電話のときは、組込みAPやi-modeアプリなどに、沢山の企業さんが集まり
価格競争も激しくなり、低価格での受注という感じになったような気がします。
今回も、そのような感じが、ぷんぷんしますが、そこは、高付加価値を提供するということで、
例えば、クラウド環境を利用し、開発コスト削減のために、オープンソースを利用、または、
組み合わせたサービス提供が既に有りの状態になってきているかと。
それには、普段から沢山の情報をきちんと把握し整理し可能性を考え(重要です)、
引出の中に入れておく。
いつでも引き出しから出せる状態が個に求められてきているのではないでしょうか。
チームワークが高く、個がそれぞれ分野の違う、高いスキルを身に付けているという
ことが、理想な会社ですね。
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