6/15-17の3日間、宮城県亘理郡山元町でボランティアをしてきました。
今回は、ちゃんと山元町ボランティアセンターに事前に登録していきました(^^)
作業内容は、3日間、被災した家の床下の泥撤去や庭の泥撤去となり、
結構な肉体労働になりましたが、ほんと、良い経験をさせてもらいました。
長袖、長ズボンでマスクしての作業なので、かなり暑かったですが、毎日、被災した方に
感謝の言葉をもらい、本当に嬉しかったし、満足感でいっぱいになりました。
また、1ヶ月、2ヶ月と長期でボランティアをしている人とも沢山話すことができて、
感動しました。
皆、テントや車で生活しているんですよ。すごいですよね。
なぜ、そんなに長く続けているのか?って聞きはしなかったのですが、間違いなく、
「人の役に立ちたいという思い」ということだと、今回、思いました。
撮ってきた写真を紹介します。


ここが手作りの山元町ボランティアセンターです。


ホームページ上で足りないと書いてあった、ハエとりリボン、ポケットフォトアルバム、土嚢袋
と有)テルイの照井さんが夜なべして作ってくれた鉄足太郎(勝手に命名)
を物資提供しました。


床板をはがして、床下は泥が流れ込んでいます。厚さは5cmから10cmぐらいで、
だいぶ、乾いてきています。思ったより匂いはしませんでした。
手かスコップで綺麗に取り除きます。泥は土嚢袋へ。

ちなみに、こんな恰好で。
後ろに白いのが見えると思いますが、全て泥などが入った土嚢袋です。


これは、庭の泥撤去の様子です。これも、10cmぐらいの泥が庭の全てにあり、
また、流れ込んできた、色んな物も全て取り除きます。この綺麗な家も2mぐらいは
浸水しているとのこと。
この作業が一番きつかったです。腰にきました。

泥撤去しているところの前にある田んぼは、こんな状態のままです。
遠くで、重機が田んぼの中のごみを集めていますが、このような場所が沢山
まだまだ残っています。
水分を含んでいるので、かなり匂いもします。

家の庭に他の家やものが流されてきています。
ここは、まだ手つかずのようです。まだまだ時間が必要ですね。

昼食風景です。6名1チームでボランティアを依頼した家に出向いて
作業します。このときは、冷やしトマトと漬物を家の方が出してくれました。
美味しかったなぁー。

一緒に行った、師匠の澁谷さんと。(かなり二人とも疲れてますが)

沿岸部を見に行きました。線路が無い、、、、
石巻に続き、今回の山元町のボランティアをしてきて思った事ですが、
まだまだ、ボランティアの数が足りないようです。
週末は増えるようですが、平日は日に100名弱という感じです。
有名どころの町は、それなりに多くのボランティアが来るようですが、
小さな町へは、もっと沢山の人にボランティアに行ってほしいと思います。
長期的にボランティアをしている人もいますし、
近隣の方で週2,3日来ている人、高齢者の方も沢山いました。
皆、「人の役にたちたいという思い」で作業していると思います。
これって、本当に素晴らしいと思います。
また、休みをつくっていきたいなと思っています。