さてさて、前回書いた続きです。
「④クロージング・フォロー(囲い込み)」について少しアルディートでの実例を書きたいと思います。
ここで言うクロージングとは、内定前、内定後の2つの観点があると思います。
さて、内定前ですが、まだ本人もどうしようかなぁー、まあ、内定は複数あった方がという状態が多いのではないでしょうか。アルディートでは、面接後になるべく、現在の新人社員または2年目の社員と食事会をしてもらい、アルディートという会社がどうなのか感じてもらいます。
リスクとしては、そこで、変なことを言ってしまうということなのかもしれませんが、それはそれで、社員に対する教育がきちんとできていないという私を含めた問題なので、何を話しているのかなぁーと少し心配はありますが、社員自身の教育も含め実施しています。
本当にざっくばらんな食事なので、皆楽しかったですという人がほとんどです。
その後、内定に対して承諾してもらっています。(この時点で内定辞退は一人もいません)
さて、内定後ですが、早い人では入社1年前から内定者がいますし、遅い人は入社、2か月前という人もいます。
内定後ですが、インターン教育を行っています。少しでもプログラムに慣れてもらうという考えですが、主は学校の卒業ですので、あまり負荷にならないように行っています。
特に、ここまでは行うというルールもないです。
まずは、インターン教育担当者と打ち合わせをして、自分ができる時間を両者できめます。
大体週に数時間です。皆、大学とバイトで忙しいようですので(^^)
Java入門の本を読んでもらいながら、メールで課題を出して回答をメールでもらうということを繰り返しますが、月1回は数時間会社に来てもらって回答に対するコメント等を行います。
また、月1回来てもらう日は社員自体の帰社日の時が多く、そこで、今までは知らない先輩を見ることができます。帰社日は社員が率先していろんな催し物を行っていますので、遊び感覚の物もあり、盛り上がっている状況を目にすることができます。
少しずつではありますが、こうして会社の事を少しわかることで、入社前に色々と考えて不安になる新人さんの考えを払拭していると思っています。
幸いに内定辞退は今まで一人も居ませんし、複数社内定の人はアルディートを選んでくれているようです。
ソフトウェア開発では、プログラムを作ることが楽しいと思ってくれないと、中々スキルが伸びないと思っていますので、入社前から少しその楽しさを少し勉強してもらっています。
さて、最近では内定辞退により、予想の数を下回ってしまったという話が結構聞こえてきます。その原因はいろいろとあると思いますが、アルディートは小さな会社なので、知名度と言われても知名度ある会社には敵わないです。
だからこそ、アルディートの魅力を伝える必要があり、社内も魅力ある会社に変えて行かなければならないのではないかと思って経営を行っています。
社員が苦しくも楽しみ、それが笑顔に出ていて、これからの人生を楽しく生きれるようなサポートを経営をして行って行くのが、私の目標・目的であると思っています。