プログラム品質についてですが、現在は製造工程と単体テスト工程が混在している場合が多くなってきていますが、製造工程における品質について少し書きたいと思います。
さて、製造工程、いわゆるプログラミングですが、品質確保に重要なことは以下となります。
①コーディング規約
②命名規約
③プログラムレビュー
※他にもありますが。。。
①、②はPJにきちんとあるところが多くなってきました。が、①②を含め、③のプログラムレビューを行うPJは過去に比べ少なくなってきていると思います。
その理由は、結合テスト以降に、単体テストのバグが沢山発生するのと、メンテナンス時に変更事項を追加する際など、ソースの中が同じPJ内でもかなり違う場合があるからです。
フレームワークでspring,seaser,strutsなどを利用し、独自に記述する部分が昔と比べ減ってきているとはいえ、プログラミングのスキルは非常に人によりバラバラです。
さて、昔のPJの話をすると、全てのプログラムのレビューをして、OKなプログラムから単体テストを実施していました。レビューをしていますので、単体バグもかなり少なかった記憶があります。
また、最近思うに、プログラマーのスキルが非常に低くなっているのではと思います。
それは、プログラムのレビューをしないからだと思います。できるプログラマーのソースは非常に綺麗で読みやすいです。そのようなスキルをレビューで教えてあげていないことだと思います。
プログラミングは本来、楽しく行うものであると思いますし、そうであってもらいたいと思いますので、そのように教える側も意識する必要があります。
短期間での開発でレビューができないという事情もあるかと思いますが、最低でも1機能/人はレビューをする必要があると思います。そのための工数も考えてスケジューリングすることがPMやPLさんに必要なことではと思っています。
もっと貪欲にものづくりに対して興味を持つ必要があるとは思いますし、どうやったら興味が沸くのかを考えて、PJを運営する必要がありますね。
昔のように、今もそうであっせてほしいですが、チーム開発として、隣の人を気にしてあげて納期まで頑張ってほしいと思います。
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